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アレルギー性鼻炎

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アレルギー性鼻炎

花粉症や慢性鼻炎は子どもでも発症することが増えてきました。鼻がつまっていると日常活動(遊び、運動、勉強)も制限を受けてしまいますし、夜も寝苦しくなります。

鼻をかむのが苦手なお子さんでは早めに薬で抑えたり、吸引するようにしましょう。鼻吸引やネブライザーだけでも効果がありますので、症状が気になったらお越しください。大人も診ています。

よくある質問

Q1.何が原因と考えられますか?

ハウスダストや花粉(スギ、ブタクサなど)を吸入することで感作され症状が出るようになります。花粉量が年々増えており、子どもで発症することも増えてきている現代病です。根本的には気管支喘息と同じ気道の炎症性疾患といえます。

Q2.どんな症状が出ますか?

くしゃみ・鼻漏(鼻水)と鼻閉(鼻づまり)があります。症状により、治療も異なります。目のかゆみや涙などの症状が合併することもあります。

Q3.検査でわかりますか?

血液検査でアレルゲンに対する免疫反応の強さを予測することができます。ただし、検査結果によって治療が大きく変わることはありませんので、特に必要性がなければ行いません。

Q4.どうしたら治りますか?

症状を和らげるには、鼻水の多い方は抗アレルギー薬、鼻づまり中心の方はロイコトリエン拮抗薬が第一選択薬です。そのほかに点鼻薬や異なるタイプの抗アレルギー薬、ステロイド薬などを組み合わせて行います。目の症状には内服と点眼薬で対応します。

当院には耳鼻科などでよく使われているネブライザー(吸入器)を置いていますので、薬を鼻に直接噴霧する治療も併せて行います。鼻づまりで困っている方には鼻吸引が効果的ですので、積極的に行っています。

Q5.予防することはできますか?

2015年より舌下免疫療法という新しい治療法を行えるようになりました。原因となる物質を少量ずつ摂取することで体がアレルギー反応を起こさないようにするという治療法です。当院でも行えますが、適応となるのは12歳以上の方でスギかダニのアレルギーが証明されている方のみです。ご希望があればお気軽にご相談ください。